2016年12月02日

うさぎの健康手帳

うさぎの健康手帳
なんとかやっとある程度の引越作業が出来上がりました。

http://hirorudo.web.fc2.com/usatetyou.html

もう古臭いところもありますし、
きちんと見ていくとリンク切れもしていますが、
とりあえず今までのまま公表させていただきます。
posted by ひろ&ルド at 23:38| うちのウサギ達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

うさぎの健康手帳・・・

うさぎの健康手帳。
tetyoutitle_d2.gif
プロバイダーの都合によりついに消えてしまいました・・・。
長いこと見てくださった方、ありがとうございました。

SNSやブログがメインで、
もうホームページは古いんでしょうね。

まだ完全ではありませんが、
こちらのブログにとりあえずコピーしておきました。

消してしまうのももったいないかな、と思いましたし、
ほんとうにほんとうに苦労して
ウサギ達のことを介護したりして、
長い時間調べて、考えて作ったページでしたが、
平気でパクる人もいましたので、
そんな人たちへの著作権の侵害の注意としても
残しておこうかと思いました。
posted by ひろ&ルド at 22:50| うちのウサギ達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

うさぎの健康手帳 移動中

長年ウエブサイトで公開していました
「うさぎの健康手帳」
ですが、
使わせていただいていたKDDIさんのADSLが廃止されるに至り、
公開できなくなりそうです。

もう情報も古くなってきた部分もありますし、
お役目も終わったかとも思うのですが、
当時、懸命に取り組んだ内容ですので、
どこかに移動させていたいと考えています。

その間だけでもブログに記録させたいと思い載せてみました。

まだ画像などを載せていないこともあり、
とても見ずらいと思いますが
少しずつ改良していきますのでご容赦ください。
posted by ひろ&ルド at 11:09| うちのウサギ達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

うさぎの健康手帳

うさぎの健康手帳







tetyoutitle_d2.gif




「うさぎの健康手帳」は

ウサギ達と付き合ってきた日々の中から

より健康にウサギ達が過ごしてくれるように

具合が悪いうさぎ達は、少しでも元気になってくれるように

お世話の工夫、病気の見つけ方、看護の仕方等

日頃の経験や見聞きしたこと、勉強したことをまとめさせていただいています。


ウサギの病気については、

どのような治療をすれば良いのか?ではなく、

ご家庭でできるお世話や看護の仕方を中心に書き出しています。

それよりも、何よりも、

病気の予防するにはどうしたら良いのか?

考えるヒントとなるようなサイトを目指しています。


個体差がとてもあるうさぎ達なので、

必ずしもこれが全てのうさぎ達に当てはまるとは言えませんが

何かのお役に立てれば幸いです。




うさぎさん達が健やかに長生きしてくれますように!

願いをこめて。




うさぎの健康手帳一押し!




うさぎにとって健康的な食生活とは?


ウサギにはどのような食生活が良いのか?悩んでいらっしゃる方、
不正咬合など歯の病気や繰り返すうっ帯や軟便などにお困りの方も是非お読みください




うさぎ健康手帳特集!




うさぎの歯の構造と治療
日頃の予防を心がけましょう


うさぎの子宮疾患と避妊手術
メスウサギさんの飼い主さんに考えてもらいたいこと


うさぎにとって健康的な食生活とは@〜B
健康は食にあり!?野菜主食の勧め


うさぎ 家庭健康診断
日頃のちょっとした体調の変化に気をつけましょう!


お腹のマッサージ
意外に簡単! 意外に効果的!


うさぎの強制給餌
食欲が無い時に 


薬の飲ませ方
先ずはそのままお試しを


コクシジウム
簡単で難しい退治法


うさぎの温熱療法
赤い和紙の秘密
 


ご家庭でできる酸素室介護
呼吸が苦しくなってしまった時に


ルドルフの心臓病レポート
うさぎの心臓病について

参考文献&WEBページ集




うさぎ もろもろ情報箱


キーホルダー


ストーンベッド


レントゲン写真


ウサギさんといっしょに楽しく暮らそう!

  ウサギの飼い方簡単マニュアル




お願い



もしも、あなたのところのウサギさんが、

お腹のマッサージや強制給餌などが必要になられた場合、

できることならば、プリントアウトされて良くお読みください。

(間違ったやり方をされると危険な場合もあります)

パソコンのモニター画面で読んでいるとどうしてもしっかりと頭に入ってこないことがあると思います。

プリントされて、紙面上でご覧になられるとよりしっかりと把握できるようになるかと思います。

その他のことについても良く読まれて自己責任で納得されてから行うようになさってください。


ご注意


当サイトの内容を無断でそのままコピペされていたり、

野菜のことや温熱療法などをまるでご自分が考え出されたことように掲示板等に書かれている人物を見かけますが

当サイトとは全く関係がありませんのでご注意ください。





製作管理 ひろ&ルド


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posted by ひろ&ルド at 10:41| うちのウサギ達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

うさぎの健康手帳 参考文献 ウエブサイト



参考文献&WEBページ集

うさぎの健康手帳を作成に当たり、参考にさせていただいた書籍やWEBページをご紹介します。

敬称略 順不同

獣医学 動物学 看護 etc...

 書籍

げっ歯類とウサギの臨床歯科学
  David A. Crossley 奥田綾子 共著  
  編集・監修 奥田綾子
  株式会社ファームプレス社

ラビットメディスン 
Textbook of Rabbit Medicine
  Frances Harcourt-Brown 著
  霍野晋吉 監訳
  ファームプレス社

小動物の臨床薬理学
  尾崎博 西村亮平 共著 
  文永堂出版社

もっともくわしい動物の薬の本
  矢沢サイエンスオフィス 編
  学習研究社

エキゾチックアニマルの診療指針
  霍野晋吉 著
  インターズー社

ウサギの内科と外科マニュアル
  Paul Flecknell著 斉藤久美子 訳
  学窓社

犬・猫に効く指圧と漢方薬
  シェリル・シュワルツ 著
  山本美那子 園部智子 訳
  根元幸夫 監修
  世界文化社

家畜のお灸と民間療法 
  保坂虎重 白水完児 他著
  農山漁村文化協会

もっともくわしいイヌの病気百科
もっともくわしいネコの病気百科
  (共に)矢沢サイエンスオフィス 編
  学習研究社

ウサギがはねてきた道
  川道武男 著 
  紀伊国屋書店

 WEBページ

動物臨床医学
  http://www.jstage.jst.go.jp/browse/dobutsurinshoigaku/-char/ja

おくすり110番
  http://www.jah.ne.jp/~kako/

インターズー
  http://www.interzoo.co.jp/Form/Top.aspx
内の
ローゼンタール先生に聞く「ウサギの臨床」
(エンセファリトゾーンについて)
  http://www.interzoo.co.jp/Publish/ProductDetail/product001061710.html

野菜、食事関連

 書籍

ペットのためのハーブ大百科
  メアリー・L・ウルフ-ティルフォード
  グレゴリー・L・ティルフォード 著
  金田郁子 訳
  服部かおる 青沼陽子 監修
  ナナ・コーポレイト・コミュニケーション

野菜がからだに効く!
  池田好子 著
  家の光協会

野菜学入門
  相馬暁 著
  三一書房

野菜のビタミンとミネラル
  辻村卓 編著 青木和彦 著 佐藤達夫 著
  女子栄養大学出版部

薬膳 素材辞典
  辰巳洋 主編
  源草社 

野菜と果物の品目ガイド
  財団法人 食品流通構造改善促進機構 監修
  農経済新聞社

薬草の自然療法
  東城百合子 著
  池田書店

 WEBページ

Rapeti Hei
  http://www.rapetihei.com/

五訂増補日本食品標準成分表(文部科学省内)
  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/05031802.htm

野菜辞典
  http://www.shufu2.jp/dic/hinto/index.html

農林水産省
  http://www.maff.go.jp/index.html

カメゼミ
  http://web.shinonome.ac.jp/~miyada/kame.html


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ルドルフの心臓病レポート





Update: 2007.01.26 / Since: 2003.04.01
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[お知らせ]
2004年4月4日23時頃、ルドルフ(8歳)は月へ帰りました。
最後まで笑顔でがんばってくれたルドルフは、私たちの誇りです。
応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

遅ればせながら、通院記録をアップしました。2007.1.26

更新履歴:CHAPTER#7 通院について…通院記録追記。2003.06.12
CHAPTER#5 食餌…フラワーレメディ追記。2003.10.10
CHAPTER#7 通院について…通院記録追記。2003.11.05
CHAPTER#2 投薬………ニトロール、追記。2003.11.05
CHAPTER#5 食餌…フラワーレメディ追記。2003.11.06
CHAPTER#2 投薬……薬情報ページリンク。2003.11.13
CHAPTER#7 通院について…通院記録追記。2004.03.09
CHAPTER#7 通院について…通院記録最終。2007.01.26


kiriri.jpg

▲ルドルフ


ルドルフの心臓病は、2001年9月(5歳5ヶ月の時)に発見された。
どうも食欲があがらず、歯は問題ないようなのに、
好き嫌いが出て気分屋だったりする。お腹かなぁ?とも考え、食欲アップのためと、
再発してしまった皮膚病ための鍼を打ってもらいに病院へ行った際、
「うさぎにしては脈が強いなぁ・・・」という院長先生の一言がきっかけだった。

うさぎの心臓病の発見例は本当に少ない。
これはうさぎの心拍が早くて、聞き取るのが難しいのと
多少具合が悪くても症状を隠す彼等の性質からではないかと思う。
「うさぎの心臓が悪い」と聞いて、笑う獣医もいるらしいが
うさぎにだって心臓があるのだから、悪くなったって当然だ。

先生数人で交互に、慎重に聴診器をあて確かめてくださった。
心音に雑音があることが確認された。左心の弁がゆるんでいるような音。

後日、現状をより詳しくつかむための検査がいろいろ。
いつもより詳細な血液検査では、
心臓病を示すような特異な数値は見当たらなかったが、
レントゲンやエコー、心電図は心肥大・異常を示していた。
それから、カラードップラーエコーでの検査。わざわざ先生が、
設備のある病院にルドルフを連れていってくださった。
高価なものだから、動物病院でおいているところは少ないだろう。
解像度の高いこの機械では、左心での血液逆流が起こっている様子や
僧房弁の変型などがはっきりと確認された。
figure.gif
僧房弁閉鎖不全症による心肥大。

左心室と左心房との境に、僧房弁という弁がある。
これが閉じたり開いたりして、心臓内の血液が逆流するのを防いでいるのだが、
これがきちんと働かないと、血液を押し出す心臓の運動量が増え、
心臓に負担がかかって支障がでてくる。
ルドルフの場合、この僧房弁の根っこの乳頭筋が大きくなっていて、
僧房弁の働きが悪くなっているのだ。


犬猫の場合は、僧房弁の変型は遺伝的なものや、乳児の頃の栄養不足が原因と
考えられているようだ。生まれつき持っているものが、歳を経て徐々に進み、
心臓や循環器等の症状となってあらわれる。

心臓の働きが悪くなれば、肺に水がたまったり、
身体がむくんだりの症状がでるらしいし、
そういった明らかな症状が出てから見つかる場合が多いのだそうだが、
ルドルフの場合は、一応そこまで進んではいないようだ。

前述したように、うさぎの心臓病は症例が少なく、診断にしても、
投薬にしても、犬猫を参考にしながらの手探り状態だから、
今が正確にどのレベルでの発見なのか、
これからどのくらいのペースで進んでいくのかもはっきりとは言えない。
飼い主としては、???と不安だらけで、
誰かに八つ当たりでもしたくなるような病気だ。腹をくくるしかない。



▲お薬4種
▲バナナの漢方薬のせ


心臓と腎臓の病気は、手術などをしない限り、治るということがない。
他の細胞と違い、産まれてから死ぬまで、
心臓の細胞は入れ代わらずに働き続けるのだ。
うさぎの小さな心臓にメスは入れられない。
よって治療も、現状をできるだけ維持する方向で、というものになる。
そして投薬も、一生続けなくてはいけないことになる。
調子が良くなったからといって、勝手に投薬をやめてしまえば
心臓への負担が急増してしまうのだ。

まずはエナカルドという薬が処方された。
これは血管拡張薬で、血管の内径を広げ、心臓にかかる負担を減らす働きがある。

それからヘルベッサー。
カルシウム拮抗剤というもので、細胞内(特に心筋細胞内)のカルシウム量を
制限することで、心臓の収縮を押さえ
がんばり過ぎる心臓を休ませる効果があり、血管拡張作用も兼ねている。

そして漢方薬。
他の薬の効き目を高めるような作用があるらしい。
漢方薬をあげるようになってから、症状が安定するようになってきた。
漢方薬というのは、身体に合わない種類、必要のないものの場合は
食べるのをとても嫌がったりする。
犬などは丸薬のまま飲み込ませるのだが、その場合でも吐いてしまうのだそうだ。
そういう意味でも、この漢方薬はルドルフには合っているものなのだと思う。

2003年秋にはニトロールが追加された。
血管拡張剤だが、エナカルドと違い、心臓の血管に働くもの。
他の薬とは投薬時間をずらし、時間差攻撃で効果を狙う。
(詳細は通院記録参照)

あとは、調子の悪い時にサポートとして使っている、タウリン。
心臓や腎臓等の、臓器の筋肉疲労を取る薬。栄養剤のようなもの。
ちなみにネコやフェレットの心臓病は、タウリン不足が原因の場合が多いようだ。
犬の場合、体内でタウリンを合成する割合が高いのだが、
ネコやフェレットは、食餌(魚などの臓器に多く含まれる)での摂取が
重要なのだそうだ。
うさぎの場合、体内でどれくらい作られているのかわからないが、
本来の食餌から考えると、自給自足できるシステムがないとつらそうだ。

これらの薬は、経過を見ながら少しずつ、量や種類が追加されていった。
1日2回。決まった時間に。与え方はバナナの薄切りを使う。
エナカルドは慣れるとそのまま食べてくれるのだが、
ヘルベッサーはどうにもこうにも不味いらしい。
バナナの欠片でくるんだ団子を作ると、なんとか食べてくれる
(シソやセロリでは「だまされないもんねー」と・・・よほど不味いのか?)。
それでも時々、器用に薬を落としてバナナだけ食べてしまい、
「ねーねー。もっとバナナ。えへえへ」と要求する。敵もなかなかやるものだ。
漢方薬やタウリンは、薄切りバナナにふりかけて食べさせる。
漢方はそんなに嫌いではないようだが、タウリンはあまり好きではないらしく
さりげなくバナナをひっくりかえしたりして、そこら辺に粉が落ちていたり。
そんな風に育てた覚えはないのですが・・・。

毎日果物、というのもどうかと思うが、逆に毎日のことだから
なるべくスムーズに自ら食べてくれないと、心臓の負担にもなりかねない。
カリウムも豊富だし、本当にうれしそうに食べてくれるから良しとしようか。ね。

投薬は毎日のことなので、外泊はしなくなった。遠くても日帰り。
それでもルドルフの健康には代えられないし
慌ただしい旅行もそれはそれでおもしろかったり(笑)

◎動物の薬ホームページ
http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/yakuri/animaldrugs.htm
◎おくすり110番(人間用ですが参考になります)
http://www.jah.ne.jp/~kako/



▲ムキムキな足袋


まず、皮膚病が治った。

4歳の梅雨時に発症した後頚部の真菌症が、その後2度に渡って再発した。
塗り薬も、すぐに薬負けをしてしまうので、種類や回数などに
気を使ったし、飲み薬はお腹の調子を崩してしまうので中止した。
そして、2度目の再発の時、鍼を試すことになって、心臓病が見つかったのだ。

心臓病がわかる前、皮膚病で行き詰まった時に読んだ本に書いてあった
「十全大補蕩」という漢方薬について院長先生に聞いたことがある。
うさぎの皮膚病に効果があったと書かれていたので相談してみたのだが、
先生曰く、十全大補蕩は全身的な真菌の症状があって、元気の良い子には使えるが、
ルドルフのような一部分の真菌の場合は使わない方が良いのだそうだ。
やはりそれなりに副作用もあるのだと。・・・それが心臓等への副作用だった。
使わなくて良かった、先生に聞いてみて正解だったと
わかってから本当にそう思った。東洋医学は奥が深い。素人判断は恐いのだ。

そして、心臓の薬を使用するようになったら、
皮膚病があっという間にキレイになり、今のところ再発もしていない。
薬によって、血流が良くなって、免疫力や薬の効きが高まった
というのもあるだろうし、東洋医学的な考えをするなら、
臓器の疾患が皮膚(の弱い部分)に現われていたのが改善された、とも言えると思う。
それと、ルドルフは他のうさぎと比べて舌の温度が高い。
他のうさぎに舐めてもらったりするようになって、気がついた。
皮膚病の時も、耳が熱かった。
これも真菌が良くならないことに関係があるそうだ。
気の流れというのがあって、陰と陽がバランス良いのが理想だが
ルドルフの場合は陽の部分が強いのだと言える。
これらのことも、心臓と深く関わっていたのだと思う。
皮膚病や、体温がかなり高めだったり低めだったりするのは、
身体の中の、水の流れが滞っているとも言えるそうで、
その水の流れを整えるという点では、漢方薬はお薦めなのだそうだ。

第2に、歯削りをしていない。

心臓病だと麻酔の負担が大きいハズなので
削らずにすむことに越したことはないのだが、
それにしても3歳の頃から年に1〜2回削っていたのに、1年半以上経っている。
先生に診ていただいても、今のところ問題なしだ。

これは私が通っている(人間の)歯科医院で聞いた話だが、
どんなに治療や手入れをしても、歯茎の締まりが悪い患者さんがいて、
なぜなのか首をかしげていたところ、腎臓結石が見つかったそうなのだ。
先生は「臓器の疾患が、歯茎と言う『皮膚の最も弱い部分』に
現われたのでしょう」とおっしゃっていた。

ルドルフの場合、全身的な血流の悪さが
歯茎にも影響を与えていたのではないかと思う。
もともとの歯並びは、それほど悪い方ではないのだが、
締まりが悪ければ、歯もぐらつくだろうし、ポケットに食餌カスも溜まりやすい。
咀嚼によって削られる歯も、バランス悪くなったりするのかもしれない。

第3、柔らかい糞、盲腸糞が少なくなった。

以前は、ニンジンやペレットがちょっと多いだけで、
栄養過多のような糞をしていたから、食餌にも気を使っていたが、
現在は、気圧の変化や換毛期で調子を崩した時ぐらいだ。
心臓が悪いと、腸に血液が廻らなくなるらしい。
胃腸の働きや吸収率にも影響を与えていたようだ。

そのほか、3歳になってから急に大人しくなったことや、
燃費が悪い(太りにくい)体質や、
時々、目の色が悪く思えたのも、心臓の影響だったのかもしれない。
たまに出ていた涙(一時的なもので、サラっとしてる)も
血流による眼圧の変化の影響だったのだろうか・・・?
心臓のせいで、今後視力が落ちたり白内障になったりするのではないかと
気になっていたのだが、脳への血液は最優先に送られるものなので、
もし心臓が原因で、脳への血液量が減り、視力に影響が出るほどだとすれば、
心臓病としてはかなり重篤な段階なのだそうだ。

薬をあげるようになって、若返ったような感じがする。
彼なりに、体調に合わせて運動量を調節していたのかもしれない。
犬猫の場合、心臓病になったら散歩を控えるそうだが、
うさぎは散歩に行かなくても、部屋で勝手に運動をするし、
ルドルフを見ていると、無理はしていないように見えるので、
好きにさせている。ベッドのぼりが大好きなようだ。
おかげで背筋もつき、前よりは体つきがしっかりしてきた。
ただ、カクカクはやはり恐いので、なるべくさせないように
人間側が気をつけるしかない。
今になって、去勢しておけばよかったかな?とも思うけれど・・・
今更、手術はリスクが高すぎる。
数年前は、多頭飼い以外で去勢している長寿うさぎも少なかったし、
去勢すれば、運動量が減り、元気もなくなると思っていた(偏見?)。
でもその偏見は、ムキムキの足袋と出会って、すっかり覆されてしまった。



▲錠剤カッター
▲トラノオ
▲クッションを枕に
▲気圧計


錠剤カッター。

薬の錠剤をカットするために使用。体重比での1回量が少ないからだ。
あちこちの薬屋さんで探しても見つからず、結局取り寄せてもらった。
輸入品のため、見た目よりも高いかも・・・? でもハサミよりはるかに楽だ。
(錠剤カッター:近所の薬局にて取寄せてもらう。2,500円くらい)

トラノオ、備長炭、マイナスイオン発生器。

血をサラサラに、血流をスムーズに、と考えたら、マイナスイオンだ!と思った。
よって、これらのものが、ルドルフのトイレのまわりに置いてある。変な光景。
どれくらい効果があるのかはわからないが、
人間側は就寝時の鼻づまりが少なくなったようだ。
(マイナスイオン発生器:シーラ・プラグイン。ホームセンターにて購入。
10,000円くらい)

CDラジオ(専用)。

以前より、ビビリになった。急な心臓バクバクは良くない。
先生には「あまりビックリさせないように」と言われたが、
うさぎはいろんなことで勝手に驚くし、
驚かないように気を使えば使うほど、ピリピリして逆効果にもなった。
それで、多少の音では驚かないよう、静かめのチャンネルのラジオや
クラシックCDを小さい音でかけている。
かえって気にするかと思ったら、このほうが落ち着くようだ。
演歌や三味線、ジャズの日もある。
競走馬も、レース時のビビリ克服のため、厩舎内でラジオやCDを聞いているらしい。
乳牛も、クラシックで良い乳が出るとか?

ラベンダークッション。

ラベンダーは、血圧正常化作用があるそうなので、ポプリの袋をクッションに入れ、
ほのかに香る程度にして、よくいる場所の側に置いている。
アロマは香りが強すぎると逆効果だし、本兎や人間が気になるようなら
やめたほうがいいのだが、幸いルドルフはクッションを舐めたりして
気に入っているようで、旦那さんも香りが弱ければ大丈夫なようだ。

気圧計。

調子の良し悪しが、天気の変化時や台風に影響受けているような気がして、
試しに気圧のグラフをつけていったら、やはり気圧の変化に左右されていた。
調子の良い時は、台風が来てもそれほど影響はなかったり、
調子悪い時は、気圧に翻弄された後の回復が遅かったりする。
春や秋などの季節の変わり目は気圧の変動が長期に渡って激しいので、
かなり山場だ。
体調を崩したり、月に帰るうさぎが多いのも、関係あるのかもしれない。
かえって真夏は暑さに注意すれば、気圧はほとんど落ち着いているので
かなり楽だと思った。真冬も同じ。
購入した気圧計は登山に使用するようなもので、
24時間分の数値を記憶しておいてくれるから、記録に便利だ。
高かったけど・・・(汗)
それから、台風の時は、気圧の変化の起きる前(まだ遠くの海上にいる時)でも
影響を受けている。
人間の場合でも、持病によっては台風予知や天気予報ができたりするらしいし、
野生のアナウサギにとっても、台風は一大事。
身体のどこかで察知しててもおかしくないのかも?
どんなに部屋で徹底管理しても、外の台風や気温などの影響をちゃんと受けている。
小さな身体で受け止めている。偉いなぁと思う。
(気圧計:SUNNTO ハンドインタイプ高度計。東急ハンズ新宿店にて購入。
12,000円ぐらい)
(気象協会のページで天気図チェックしています。
長寿や闘病中の飼い主さんには特にオススメしたいです。前線&台風には要注意!!)

聴診器。

これは旦那さんの担当だ。私はどうもコツがつかめない・・・。
お腹の音くらいは聴けるけれど、心音と呼吸音の聞き分けなんて・・・。
もちろん、きちんとしたとした判断は先生に聴いていただいてから、
だけれど、お腹のためにも持っていると便利。
(聴診器:Wスコープ。ザ・スタディルーム下北沢店にて購入。2,500円)

体重計。

これは以前から持っていたものだけれど、不調が続くと栄養吸収率が悪くなるのか、
体重が減る。逆に太りすぎも心臓には良くない。
通院は少なめにしているので、2kg以下でも細かく測定できる計測器があると
すぐに確認できて、とても便利。
体調が安定してると、同じ体重でも逞しく見えるから不思議。
(体重計:タニタ 上皿デジタルはかり。うさぎ専門店にて購入。)

お守り。

皮膚病がなかなか治らないので、初詣で買ってきたらその年に心臓病が見つかった。
その時は「わざわざ木箱に入った豪華版買ってきたのにっ」と思ったものの、
あの時見つかったからこそ、今のルドルフなのだし、
やっぱり「お陰様」のような気がして、初詣は欠かせなくなった。



▲旬と鮮度にうるさい


もともと、野菜たくさん・牧草食べ放題・ペレットはおやつ程度、
という食餌だったが野菜の量はさらに増えた。
血をサラサラに保つには、やはり野菜の水分は重要なのだ。
うさぎは血栓が出来やすい(飛びやすい)という話も聞く。
心臓が悪ければなおさらだ。
咀嚼で歯を調節しておかないといけない、というのもあって、
野菜はいつもテンコモリ。
血をサラサラに、と思って無農薬野菜を買うことも多いが、
ルドルフのこだわりは、無農薬よりも「旬と鮮度」のようだ。
近所の農家の産直野菜が大好き。安上がりというか、贅沢というか・・・。

野菜の中では、アシタバ・セリはなるべくあげるようにしている。
アシタバには、毛細血管を丈夫にする作用があるそうだし、
アシタバ・セリには、血圧正常化作用もあるらしい。

逆に、あげなくなったものもある。ミント。
これに含まれるメントール成分は、心臓細動があるような場合、
これを悪化させる場合があるのだそうだ。
どうやら強い血管拡張作用があるようなのだが、
薬との相互作用で強すぎたり、安定しないのもいいことではない。

ちなみに、柑橘類に含まれる成分シトラールは、食餌などで体内に入った場合、
うさぎの血管内皮に障害を及ぼす作用があるそうだ。
これはビタミン代謝の違いによる、うさぎ特有のものらしい。
摂取の量や濃度によっては問題ないのかもしれないが、
柑橘系の果物やハーブをあげる際には、
あげすぎなどに充分注意した方がよさそうだ。

そして2003年秋から、バッチフラワーレメディを飲み水に入れてみている。
詳細はこちら→「フラワーレメディ」



▲不調な様子


食欲が落ちる。好き嫌いをする。気分屋になる。
身体のニオイが悪くなる。毛のなめらかさが違う。体重が減る。
耳の温度の変化が大きい。目つきが悪くなる。目の色が白っぽく見える。
ぼけぼけ時間が多くなる。柔らかな糞や盲腸糞が落ちている。など・・・。

肺に水がたまったり、呼吸が苦しいような時は
かえってゴロ寝は心臓や肺を圧迫するために、しないそうだ。
ルドルフも調子が悪い時は丸くなってふくらんでいることが多い。
肺に水がたまった場合は、利尿剤を使うのだそうだが、
水がたまっていないのに使ってしまった場合は、かえって脱水症状になり
心臓に負担がかかるのだそうだ。

毛変わりの時期や、季節の変わり目などで天候の影響を受け、
毛球症や、胃腸の脱水状態になると、これもまた心臓の負担になる。

心臓病発見前の5月頃、
身体をくねらせるようにして「お腹いたい」信号を出していたので
すぐに病院に連れていったことがあった。
腸内は問題なさそうだが、胃の中の水分が少なくて、
内容物が粘土状に固くなってしまっているとのことで、
鍼を打っていただいたら、あっという間に柔らかくなってびっくりしたことがある。
特にうさぎには、鍼はオススメだ。

それから、直接関係あるかわからないけれど、
具合が悪くてボケボケの時は、目頭を傷つけていたりすることがある。
おそらく後ろ足で掻く時に、ふらついてしまうのだろう。




最初の半年くらいは症状も落ち着かず、こちらも不安でたびたび連れて行ったが、
落ち着いてきてからは無理させなようにしている。
やはり調子の悪い時につれていくと、帰ってから機嫌も悪く食欲も落ちる。
気圧の影響の大きさや、回復の早さ・タイミングを見て、
必要だと思った時に、薬の増量の相談も兼ねて連れて行く。
この辺は飼い主の日頃の観察と勘によるところ。でもすごく悩むけれど。
他の病気と違って、連れていったからといって良くなるわけではないので・・・。

ちなみに肺に水がたまるような状態の時は、肺の音が違うし、
あきらかに様子が変わるのだそうだ。

通院記録…2003年4月25日
通院記録…2003年10月1〜25日
通院記録…2003年12月15日〜30日
通院記録…2004年1月1日〜30日
通院記録…2004年2月9日〜29日
通院記録…2004年3月2日〜16日
通院記録…2004年3月17日〜31日
通院記録…2004年4月1日〜4日



▲4歳夏・換毛不十分


今になって、4歳秋頃の写真を見ると、具合が悪そうなのがわかる。
ぼけぼけっとしてまるまっていたり、耳を伏せている写真が多い。
今、こんな状態だったら、タウリンをあげたり薬の増量を考えたりするだろう。
でも当時は、寒いからとか、歳のせいとか思っていた。
若い頃のような猛スピードダッシュはしなくなったものの、
食欲はあるし、カクカクしようとしたりもする。
糞が安定しないのはいつものことだったし、あまり気にしていなかった。
重大な病気が隠れているなんて、思ってもいなかった。

今のルドルフは、あの頃のルドルフより若々しく、活動的だ。
海外の場合でも、うさぎの心臓病の投薬治療の例は少ないようだ。
進行状況にもよるだろうけれど、
たくさんの検査や投薬が、どれだけの効果があるのか、
現状維持することが、辛さを長引かせるだけなのか?とも思ったりした。
でも、病状に慣れ、前より活き活きしているルドルフを見ていると、
あの時見つけてもらってよかった、と思う。こころから思う。

症状が安定しなくて、調子が悪い時、私の仕事が忙しくてそばにいてあげることも
ゆっくり撫でてあげることすらできなかったことがあった。
心臓病という完治しない病の前で、何もしてやれない自分に腹を立てたり
泣きながら仕事したりしたこともある。
手術もできない。完治もしない。何もできない。いなくなるのが恐かった・・・。

でも、ある時ふと、
悪くなる心臓も、老いていく身体も、まぬけでとぼけたその表情も
全部まとめてルドルフなのだから、まるごと受け止めよう。
きっと、ルドルフであるためには、どれも必要なことなんだ、
と思ったら少し楽になった。

完治しない病ゆえに、飼い主ができること、飼い主にしかできないこと、
気がつくことができることも少なくない。最後の最後までとことんサポートしよう。
飼い主自身が楽しく元気に生活をし、その気に充ちた手のひらで撫でてあげよう。
そう決めた。

病気と闘うのではなく、共存しよう、折り合いをつけよう、そう思って
これからも旦那さんと一緒にルドルフをサポートしていこうと思っています。

迷った時、心がざわざわしていた時、
たくさんのみなさんにお世話になり、励ましていただきました。
しっかりと受け止めて、力にしていきます。ありがとうございます。
これからもご迷惑をおかけすると思いますが、
ルドルフ共々よろしくお願いいたします。


- 追伸 -
うさぎの心臓病に関する情報が少ない中、
じたばたの手探りの状態をそのまままとめてみました。
飼い主の思い込みも多いですし、これはルドルフの場合なので
他の心臓病のうさぎさんにもあてはまるとは限りませんが、
同じ症状に悩む飼い主さんや、心臓病の早期発見のお役にたてれば幸いです。

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うさぎの温熱療法



うさぎの温熱療法

色々な症状に使える、温熱療法

以前、下半身が麻痺してしまったウサギを看護したことがありました。
その時に東洋医学を治療に取り入れてらっしゃる獣医さんに、
家庭でもできる温熱療法を教えていただきました。

温熱療法はそのようなどこかが麻痺しているウサギだけでなく、
斜頚のウサギ、お腹の具合が悪いウサギ、
その他どこかが具合が悪くて血流や血行が悪くなっているウサギにも効果があります。
また何らかの手術を受けた後の体温低下のような状態になっている場合にも使えます。

斜頚になってしまったウサギや、
体のどこかが麻痺してしまったウサギの看護はとても大変なものです。
飼い主としての看護も大変ですが、
それ以上に当のウサギが一番辛い思いをしているのだと思います。
斜頚ならばいつも同じ方向へ首を傾けているので肩コリのような状態になると思います。
そのような状態を軽減するのにも温熱療法は効果があります。

温熱療法で体を温めてあげると血行が良くなります。
そうなると患部や体全体の血流が良くなり、
コリや痛みを軽減する効果が期待できます。

ただし温熱「療法」と言っていますが、
けっして薬や手術のようなものとは違い直接に病気を治す方法ではありません。
あくまでも色々な症状を軽減する手助けをする方法だとお考えください。

ご用意するもの

「赤い和紙」と「ヘアドライヤー」をご用意ください。

 赤い和紙 30cm×15cm程度に切ります

和紙は赤いものであればどのようなものでもかまいません。
普通の赤い紙ではなく「赤い和紙」をご用意ください。
大きさは適当なものでかまいません。

和紙は普通の文具店では扱っていないことがあるようです。
和風の小物を扱っているお店や、
千代紙等を扱っているお店で扱っていることもありますのでお探しになってみてください。

和紙は水で濡らして使いますが、
少なくとも今まで使った和紙は濡らしても色落ちはしませんでした。
が中には水で濡らすと色落ちがする和紙もあるかも知れません。
事前に色落ちしないかどうかお試しになってみてください。

 ヘア・ドライヤー

ヘアドライヤーは普通にご家庭でお使いになられているものでかまいません。

先ず赤い和紙を切ります。
和紙を2重にして使いますので、
だいたい30センチ×15センチぐらいにお切りください。
それを二つ折りにすると出来上がりは15センチ×15センチぐらいになります。
サイズは厳密にこのサイズでなくてもかまいません。
それぞれのウサギの体の大きさや温熱療法を行う場所によってサイズを合わせてお切りください。

やり方

赤い和紙を水で濡らします。
水道水でかまいません。
和紙が破れない程度に絞ります。
和紙を半分に折ります(サイズは15センチ×15センチ程度になります)

@ウサギの幹部に濡らした和紙を当てます。

和紙を当てる場所は症状によりやや違います。
基本は脊髄(背骨)を中心とした位置ですが、
例えば「椎間板ヘルニア」との診断が出ている場合は背中を、
そのヘルニアになっている部分が分かるのならばその場所を中心にして赤い和紙を当ててください。
ヘルニアになっている位置が分からない場合は脊髄にそって背中の全体に
特に腰の部分を中心にするような感じで和紙を当てると良いと思います。
下半身が麻痺しているウサギの場合も腰を中心に和紙を当てると良いかと思います。

 このような感じで和紙を当てます

斜頚のウサギならば首筋辺りに当てたり、
胃腸の具合が悪い場合には胃の辺りの背中側、
ちょうど背中の中心辺りから腰の辺りに当ててあげてください。
(上の画像の位置)
胃腸の具合が悪いと言っても和紙をお腹に当てるのではなく、
このように必ず背中に和紙を当ててください。

Aウサギの上に乗せた和紙が乾く程度(生乾き)ドライヤーで温めます。

和紙と、ドライヤーの間は、10センチ程度離してください。

ドライヤーの温度(性能)によってもやや距離は違ってくると思います。
あまり近すぎないように熱すぎないようにご注意してください。
ウサギの体とドライヤーの距離で温度の調節ができます。

熱すぎないように、十分に気をつけて温めてください!

温めている時間は5〜10分程度、
当てている和紙が乾く程度の時間温めてください。
和紙が完全に乾いてしまうと温度が高くなってしまうので少々生乾きの状態、
完全に乾く前でおしまいにされた方が良いでしょう。
またウサギが飽きてきたりして嫌がるようになったなら止めてください。

首筋肩口を温める場合は、
ドライヤーの熱風が直接耳にかからないようにご注意ください!

耳を見たり触りながら、
耳の色がほんのり赤みがさしてくる程度、
耳がほんのり温かくなってくる程度の時間温めてあげましょう!
長時間温めすぎたりドライヤーとの距離が近すぎたり温度が高すぎたりすると、
ヤケドなどの危険もあるので、十分ご注意ください!!

ウサギは全身に毛が生えているので熱すぎることはないと思いますが、
様子を見ながら調節してみてください。
和紙を当てている場所以外に、温風が当たると、
その部分が熱くなりますので、和紙の上だけに温風を当てるようにしてください。
他の部分をタオルで囲むなどすると、より安心です。

また冬の時期ならば問題無いと思いますが、
真夏などの暑い時期にはあまり長時間温熱療法を続けるのは控えるようにしてください。
大丈夫だとは思いますが万が一、熱中症にならないとも限らないかと思いますので。

赤い和紙の秘密

何故赤い和紙を利用するかと言うと、
「赤い色」が遠赤外線を多く発生するからだそうです。
そう言えば冷え性に赤いパンツが良い・・・などという説もありますね(笑)
遠赤外線は体の奥の方まで届くので、
つまり体の中から体の芯まで温められると言うことです。
普通に温めるよりも赤い和紙を使った方が効果的だと言うことになるかと思います。
また赤い色は「元気になる色」とも言われたりします。

赤い和紙ではなく赤いタオル等でも代用できます。
しかしタオルだと厚みがあり乾かすのに時間もかかりますし、
濡らすと重たくなったりするところが欠点となります。
やはり紙、それも特に和紙が良いのだそうです。

和紙を水で濡らす理由

何故水で濡らし乾かすまでドライヤーを当てる意味は、
そうすることによって熱が体内の奥深くまで届くからだそうです。
それと赤い色との組み合わせることでより体の芯まで温まるのです。
その点で和紙は水に濡らしても破けにくく、何度も繰り返して使うことができます。

和紙を使わない方法

赤い和紙がご用意できない場合や、
ドライヤーの音をウサギが怖がってしまう、
等の場合は和紙以外の物で代用する方法もあります。

レンジでチン!

市販のものでレンジで温めて使う温シップがあります。

 ゆたぽん その他ハーブが入っている温シップ等もあります

このようなものを利用します。
レンジで温めますが規定の時間よりもやや短く温めすぎない程度に温めます。
温度としてはだいたい40〜50度程度でしょうか。

それをタオルにくるんで同じように背中などを温めてあげます。
こちらの方法も時間的には5〜10分程度。
同じように耳を見たり触りながら、
耳がほんのり赤みがさしてくる程度、
耳がほんのり温かくなってくる程度の時間温めてあげましょう!

ただこの温シップ(ゆたぽん)はちょっと重量がありウサギには重たいのでは!?
と言うところが欠点と言えば欠点かも知れません。

またホカロンのような携帯カイロを使用する方法もあるかな?と考えましたが、
温度的に調整が効かない。
(温度が高すぎる、長時間高い温度が続いてしまう等)
誤って食べてしまったりすると危険!
等の点からあまりお勧めできないかと思います。

蒸しタオル

その他、蒸しタオルを利用する方法もあります。

 蒸しタオルをビニール袋に入れる方法

このように、蒸しタオルをビニール袋に入れて、
同じように温めてあげる方法もあります。
直接蒸しタオルだと体が濡れる(湿る)のでビニールに入れた方が良いでしょう。
欠点としてはタオルの温度が下がりやすいので、
長い時間温かさがもたないと言うところでしょうか。
でもこの方法が一番簡単だと言うところが良いところだとも思います。

またウサギの首筋を温めてあげる場合は、
ドライヤーの熱気が耳にかかったりすることもありませんし、
ゆたぽんのように重くも無いですし蒸しタオル法が一番安全な方法かも知れません。

この方法も上記の方法と同じく、
タオルの温度は40〜50度程度にしてください。
背中などを5〜10分程度温めてあげます。
タオルの温度が下がってしまったら取り替えながら行いましょう。
こちらも同じく耳を見たり触りながら、
耳がほんのり赤みがさしてくる程度、
耳がほんのり温かくなってくる程度の時間温めてあげましょう!

回数

温熱療法をする回数は毎日1〜2回程度でかまいません。
朝晩の2回でも1日1回でもかまいません。
毎日、と書きましたが必ず毎日行わないといけないものではありません。
ウサギの体調に合わせて行ってあげれば良いかと思います。

温熱療法を行う時間も上記でも書きましたが、
1回5〜10分程度でかまいません。
「必ず毎日2回、1回5分で!」のように厳密に繰り返す必要もありませんので、
難しくお考えになられずに行ってみてください。
また体を温めてあげながら体や頭を撫ぜてあげると、
よりウサギは気持ちよくなってくれると思います。

赤い和紙と、その他の方法との比較

体の奥深くまで熱が届くと言う理由から、
やはり赤い和紙による方法が一番効果的なのではないかと思います。

しかし麻痺などのウサギは、
赤い和紙を使わない方法でもとにかく体を温めてあげるととても気持ちが良いようです。
気持ちが良いことが分かってくるとおとなしくさせてくれる場合が多いですし、
温熱療法をしている最中にイビキをかいて寝てしまうウサギもいます(笑)

手術後の温め方の注意点

何らかの手術後、
正確に言うと麻酔の覚醒後には体温が下がっている場合があって、
このような場合にも身体を温めてあげるのは良いことです。
回復を早めてくれます。

しかし温めた方が良いからと、
高い温度であったり長時間温め過ぎると熱中症の危険があります。
特に手術後のあまり動けない状態だと、
熱くても自力で逃げることができないので温め過ぎには十分な注意が必要です。
手術後の保温は獣医さんにお任せするか、
ご家庭で行う場合にも必ず獣医さんの指導の下に行うようにしてください。

実際に手術は成功したのに、
術後に温めすぎによる熱中症で亡くなったウサギの例があり、
悲劇に他なりません・・・。
特に術後の温熱療法温めすぎには十分にご注意ください。

まとめとして

下半身が麻痺しているようなウサギは、
脊髄の神経系の病気によって起こる場合があります。
そうなると、胃腸への神経も阻害されるからなのでしょうか?
食欲が落ちてしまったり食欲はあっても痩せてしまうこともあります。
そのような状態に時にも、このような温熱療法をすると、
下半身や内蔵の(特に腸への)血行が良くなるからだと思いますが、
胃腸の動きも良くなり食欲が増してくれることもあります。
(動きが良くなると、吸収も良くなるかと思います)
もちろんそのような目に見える効果が出てくれると嬉しいですが、
それだけでなく温熱療法をしてあげると、
少なくともウサギは気持ち良さそうにしてくれます。
それだけでも良いことだと思います。

麻痺や斜頚のウサギさんの体調や気持ちが少しでも良くなってくれることを願いながら。



大好きだったうーさんへ、感謝をこめて


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薬の飲ませ方



薬の飲ませ方

うさぎの具合が悪くなったりすると薬を飲ませることがあります。
また、日頃のサプリメントのようなものを飲ませている方もいらっしゃると思います。

ウサギへ薬を飲ませるのは難しいですが、
ちょっとしたコツのようなものを掴んでしまえば意外に簡単に行えることもあります。
そのような簡単なコツのようなものを、今までの経験から書き出してみました。

錠剤

薬を錠剤のままいただいた場合は、
先ず、そのまま手のひらに乗せて直接あげてみましょう!
整腸剤や食欲増進剤等も意外とそのままポリポリと食べてくれることがあります。

 色々な薬があります

例として、我が家のウサギでは、乳酸菌製剤や食欲増進剤、なんと抗生剤まで、
「ほれ!」って差し出すと、そのままポリポリ食べてくれたのがいました。
(かなり怪訝そうな顔をして、おいしくなさそうに食べていましたが(苦笑))
この方法で食べてくれれば、一番簡単です!
それぞれウサギの味のお好みのようなものがあるのだと思いますが、
意外にも色々な薬をこうして錠剤のまま食べてくれることがありますので、
先ず、一度お試しになってみると良いかと思います。

粉薬

粉薬が処方されることがあります。
初めから粉状になっているものもありますが、
動物病院で錠剤を粉状に砕いて処方していただくこともあります。

粉薬の場合はウサギが好きな食べ物に混ぜてみる、振りかけてみる。
オオバのように香りの強い野菜でくるんでみるようにして食べさせてみると良いでしょう。
普段食べているペレットを水でふやかして、
それにかけてみると食べてくれることもあります。
(ペレットを水でふやかさないと、薬だけ残してしまうことがあります)
糖分があるのであまりお勧めではないのですが、
バナナに振りかけるとうまく食べてくれるウサギも多いです。
特に、毛球症やうっ滞で、胃腸の動きが止まっていますので、
そのような場合には、糖分が胃腸内で発酵してしまい、
かえってガスがたまってしまうことも考えられますので、
糖分があるものでの投薬はお勧めできません。
また、投薬が長期間に渡るような場合も、
糖分の多いものでの投薬も、胃腸だけでなく、
歯のためにも良くないのでお勧めしたくありません。

どの方法にしても薬は用量をきちんと守る必要があるので、
食べ残さないように注意してあげてください。

シリンジ(注射器)を使用して飲ませる

それでもうまく食べてくれないようならばシリンジを使用します。
うまくいかないと、ウサギにストレスがかかってしまうこともありますが、
薬の用量もきちんと飲ませることができますので、
(そのまま食べてくれないならば)一番確実な方法だと思います。
 2.5mlのシリンジ

シリンジにて、飲ませる方法としては、
「強制給餌の方法」
と同じなので、そちらをご参考になさってください。
元々、シロップで出された薬も同様です。
 このように飲ませます

強制給餌と違うのは「内容量」と「シリンジの大きさ」ぐらいで飲ませかたとしては同じです。
ウサギの口のはじの部分、口角からシリンジの先を差し込んで行います。
量が少ない分強制給餌よりも楽に行えると思います。
強制給餌に比べて内容量は少ないので、
ゆっくりと飲ませるのではなく、口の中に一気に流し込むと一瞬で済み、
ウサギが嫌がる間もなく飲ませることができます。
ただし、薬の量が多い場合は、あまり一気に飲ませると、
口からこぼしてしまうので、量が多い場合は、ゆっくりと、数回に分けて飲ませると良いでしょう。

粉薬の場合は先ず、粉薬を水で溶きます。
その場合、このような「コーヒー豆用の軽量スプーン」がお勧めです!
形が円錐状なので、薬をシリンジで吸い上げるのがやりやすくなります。
 コーヒー豆用の計量スプーン

薬を水であまり固く溶くと、シリンジのピストンが動きにくくなるので、
粉薬に少しずつ水を加えて柔らかさを調整してみてください。
シリンジで、すうっと吸い上げることができるぐらいの固さがちょうど良い固さです。
反対に、水が多くなってしまうと、飲ませるのに時間がかかり、
途中で薬をこぼしてしまうこともあります。
なるべく1回でいっぺんに飲ませられる少なめの量になった方が楽にうまくいきます。
初めからシロップになっている薬も同様です。
シロップ薬ならばもちろん水で薄める必要はありません。

我が家での薬の飲ませ方

我が家の場合、どのような薬の場合でも、
とりあえず錠剤のままの形でいただいてくるようにしています。
そして上に書いたように、
錠剤のまま→そのまま食べないのならば錠剤を砕いてご飯にまぶす→でもダメならばシリンジで。
のように進んでいくようにしています。
錠剤の形のまま食べてくれないようならば、
次回からは、動物病院で粉状に潰していただくなりシロップ状の薬を頂戴する場合もありますが、
錠剤のままだと保存するのに扱いやすくなります。

薬を切る

錠剤のまま食べてくれるような場合は、
量を調節する必要が出てくることがあります。
「1回半錠」と言うような場合です。
そうなると、錠剤を半分に切って、食べさせる必要が出てきますが、
きちんと切るためにはこのような錠剤カッターが便利です。

 錠剤カッター

薬局で注文すれば取り寄せていただけます。
長期投薬が必要な場合以外はそれほど必要はないかと思います。
薬はハサミを使っても切れますが、
ハサミでを使うよりも錠剤カッターならばうまく切れます。

薬を潰す

薬をそのまま食べてくれない場合は錠剤を細かく砕く必要がでてきます。
すり鉢を使って砕いたり、小さいお皿に錠剤を入れてスプーンのようなもので砕くこともできますが、
細かく砕くのには「乳鉢」がお勧めです。

 乳鉢

乳鉢は薬局で注文すれば取り寄せていただけます。
日本画を描くのにも使うので画材店でも購入できます。
またはハーブを砕いたりするのにも使うのでハーブやアロマテラピー専門店でも扱っていることもあります。
高価なものでもないですし、薬だけでなくペレットを潰したりするのにも使えますので、
うさ飼い一家にひとつご用意されても良いかと思います。

そうして細かく砕いた薬を、水で溶いて、シリンジを使用して
ウサギに強制給餌と同じ要領で飲ませます。

コツと心構えと注意点

以上、我が家での薬の飲ませ方をご紹介してきましたが、
コツとしては、シリンジを使用するときは一気に飲ませてしまうことです。
ウサギが、色々と考える暇無く、飲ませ終わらせてしまうことです。
また、心構えとしても躊躇せず落ち着いてかつリラックスされることだと思います。
「ウサギが飲んでくれるかな?」
と、マイナス思考的に思われずに、
「飲ませるぞー!」
と言うような気持ちで飲ませてしまうことが重要だと思います。

その他注意点としては強制給餌の方法と同様ですが、
間違って鼻の中に入れてしまったり気管支に吸い込ませないようにすることです。
ウサギを膝の上にひっくり返し抱っこをして飲ませる方法も、
強制給餌の方法と同じく、間違って鼻や気管支に薬は入ってしまう危険性が高くなると思っています。
また、ウサギが嫌がって起き上がろうとして脊髄を痛めてしまう危険性もあるので、
普通の姿勢(寝ている、立っている)のまま飲ませてあげてください。

薬を飲ませなければならないような具合の悪いウサギさん達が、
早く良くなってくれることを願いながら!


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うさぎの強制給餌



うさぎの強制給餌

食べない原因

ウサギが食欲をなくしてしまうのにはさまざまな原因が考えられます。
普通、食べない=お腹の具合が悪い、思われがちですが、
けっしてそれだけではなく、
もっと重篤な病気が原因の食欲不振も考えられますので、
もしもウサギが食欲を無くしているのならば、
すぐにでも動物病院に連れて行くことを強くお勧めいたします!

ウサギが食べない場合、はじめなければならないのが「強制給餌」です。
強制給餌は慣れればそれほど難しいものではなく行えます。

シロップ薬の飲ませ方

シロップ状の薬、または、水で溶いた粉薬のようなものの飲ませ方も、
強制給餌と同じ方法でできますので、
薬がうまく飲ませられない方もご参考になさってください。
薬の飲ませ方については別ページでご説明していますので「薬の飲ませ方」をご覧ください。

器具

強制給餌はスポイトやシリンジ(注射器)使います。
内容としてドロドロとした流動食状態になりますのである程度の大きさがあるシリンジが使いやすいでしょう。
小さいシリンジや小さめなスポイトでは流動食が詰まってしまい思うようにできないですし、
ある程度の量を与えるのに何度も吸っては与え吸っては与えを繰り返さなくてはならなくなり、
与える人間側もウサギもストレスを感じてしまいます。
30ml のカテーテル用のシリンジ(注射器)
針は使いません。
中には約20mlの流動食が入っています。
シリンジは動物病院でお願いすれば分けていただけます。

シリンジは何回か洗って使うことはできますが、
しばらく使っているとゴムの部分が傷んでしまい使いにくくなってしまう場合があります。
使えなくなると捨てることになります。
使用済みのシリンジは家庭のゴミとして捨てるのではなく、
医療廃棄物として必ず動物病院で引き取っていただきましょう!

レシピ

強制給餌の内容はどのようなものが良いのか、
ある一例としてレシピをあげてみます。
レシピの一例

ニンジン カブ 小松菜 チンゲン菜 カリフラワー

これらの材料をミキサーにかけて作ります。

上の画像では栄養価の高めにするということで、

ニンジン、カブ、小松菜、チンゲン菜、カリフラワー

を使用しています。
ニンジンやカブのような根菜やカリフラワーのような野菜は、
ミキサーでなくてもおろし金でおろして流動食にすることもできます。
内容はウサギが食べれる野菜ならば基本的に何でもかまいません。
ウサギが食べる野菜についてはこちらをご覧ください。
「うさぎにとって健康的な食生活とは?」
中でもでご説明していますが、
栄養価や色々な効能を持っている野菜もあります。
それぞれの季節の旬の新鮮な野菜を中心に内容は変えていけば良いと思います。

これらの材料を料理用のミキサーでドロドロの流動食状態にします。
流動食が硬すぎてシリンジで吸い上げにくい場合には、
水を加えて少し柔らかくするように調節するとうまくいきます。
ミキサーが無い場合は、根菜類はおろし金でおろして流動食にします。
葉野菜はすり鉢を使い流動食にしますが、
やはりミキサーがあった方がうまく簡単に流動食ができあがります。
ミキサーは「ミルミキサー」と呼ばれるタイプのものがお勧めで、
ご家庭でも色々と使えるのでご用意なさっても便利かと思います。

症状によって内容を変える

食欲不振の原因や症状によっても内容を変える必要があります。
例えば胃腸の動きが完全にとまってしまっているような場合には、
強制給餌を行わない方が良い場合もありますし、
胃腸の動きが悪い場合には繊維質を控えた方が良い場合もあります。
その場合は、ミキサーで砕いたものをガーゼや茶漉しのようなものでさらに裏ごしすると良いでしょう。

例えば歯が悪くて治療後に歯の違和感から食べないとか、
直接胃腸の病気に関係無い場合の食欲不振のような状態なら繊維質も与えてもかまいません。

食欲不振の原因や状態などで強制給餌をしてはいけなかったり、
内容を変える必要がありますので、
強制給餌は必ず獣医師の指導を得てから行ってください!

フルーツ類について

リンゴなどフルーツ類を加えると、
甘みが出るので食べやすくなることもあるのですが、
胃腸の動きが悪く止まっているような状態でフルーツ類の糖分を入れてしまうと、
その糖分が発酵して胃腸内にガスを発生させてしまうこともあります。
ガスがたまるとお腹がポンポンに膨れてしまったりしてウサギが苦しがってしまうこともあります。
普段の食事やオヤツでもフルーツ類は与えない方が良いと思っていますが、
強制給餌をしなくてはならないような常態のときには、
糖分が多いフルーツ類は与えないようにした方が良いでしょう。

ニンジンは栄養価も高いですしβカロチンなどを含み免疫力強化にも良い野菜です。
しかしニンジンにはビタミンCを壊す酵素があり、
切ったりすりおろしたりして空気に触れることで酵素が働くようになります。
強い酸性の環境では働かないものなので、
胃酸の酸性度が強いウサギのお腹に入ってしまえば問題ないと思いますが、
強制給餌のようにミキサーで他の野菜と混ぜてしまうと他の野菜のビタミンCも破壊してしまいます。
ニンジン入りの流動食ばかりを続けるのも栄養面でバランスが悪くなりますし、
大過ぎにならないように工夫なさって与えてください。

ウサギ用流動食

ウサギ専用の流動食も処方食として販売されています。
ウサギ専用の流動食はいくつか種類がありますし、
ウサギ専用でなくても小動物用の流動食でも代用もできます。
通信販売でも買えますし動物病院で処方もしていただける場合もあります。
使用方法や、それぞれのウサギの体調に合っているかどうかもありますので
できれば動物病院で処方していただく方が良いでしょう。
そのまま水(ぬるま湯)で溶けば簡単に使えます。
もちろんそのような専用の流動食を使用しても良いですが、
生のビタミンミネラル類が含まれている、
手作りの野菜を使った流動食を与えることをお勧めします。

野菜を電子レンジでゆで野菜状態にしてしまう方法もあります。
それだと、野菜が柔らかくなるので流動食を作りやすくはなりますが、
熱によってせっかくのビタミン類が壊れてしまいますしあまりお勧めはできません。
やはり生の新鮮な野菜で作りましょう。
また流動食を作って、冷蔵庫で保存せずできたてを与えるようにしましょう。

ペレット(ラビットフード)を利用する流動食はお勧めできません

簡単な方法としてペレットを水と共にミキサーにかけドロドロの状態にしても利用できます。
また、ペレットならばミキサーをお持ちでなくても、
すり鉢や、水で溶けばそのまま流動食として使うことができますので、
ペレットを使用する方が一番簡単に思えます。

しかし、ペレットを砕いた流動食は
特に毛球症で胃腸内に毛の塊があるような場合、
その毛球にペレットのカスがからみつきベタベタした状態にしてより大きな毛球にしてしまうことがあります。
そうなると例えば毛球症ならより悪化させてしまうこともあり、
ペレットを使用した流動食はあまりお勧めできません。

市販の野菜ジュースもお勧めできません

強制給餌として市販の野菜ジュースを利用される方もいらっしゃいますが、
市販の野菜ジュースはフルーツで味付けをして甘くしてあったり、
レモンで味付けをしている場合が多いようです。
(塩分を添加しているものもあります)
レモンなどの柑橘系のフルーツに含まれるシトラールと言う成分は、
うさぎの血管内皮に障害を及ぼす作用があるそうです。
少量ならば問題ないとは思いますが、
特に強制給餌を行わなければならない状態にいるウサギには、
万が一のことも考えてお勧めしたくはありません。
同じく市販のリンゴジュースやパイナップルジュースも糖分が多いのでこちらもお勧めできません。

野菜をお勧めの理由

以上のような理由からも、強制給餌の内容としては野菜が一番お勧めできます。
さらに食欲不振時には脱水状態になっていることが多いですが、
90%が水分である野菜ならば水分補給にも適しています。
強制給餌だけでなく食欲不振からの回復期にも水分豊富な野菜はお勧めできます。
日頃から野菜を与えているとこのようなときにも役に立ちます。

野菜についてはこちらをご覧ください
「うさぎにとって健康的な食生活とは?」

回数 量

強制給餌だけで一日にウサギが必要としている栄養素を全て摂らせるには、
かなりの量と回数を行わなければならなくなります。
単なる目安としてですが単純に熱量だけの計算をしますと、
(ウサギの栄養は、熱量だけが重要ではありません)
上記のレシピでは一回分で20mlの流動食で約10キロカロリー程度になります。
と、言うことは、体重2キロ程度のウサギでは、
一日の必要熱量が80〜100キロカロリー程度と言う説もあるので、
それで計算すると上記の量を8回以上(8シリンジ分、と言いましょうか!?)
与えなくてはならなくなります。

とにかくお腹の中に食べ物を入れることが重要!

全く食べないウサギには
もちろんそのぐらいの量と回数を強制給餌をするのが理想的だと思います。
それよりもお腹の中を空にしない!と言うことが大切で、
とにかく何かを口の中、胃腸の中に食べ物を入れることがウサギにとって必要です。
食欲が無いときに強制給餌を1回行うとそれが呼び水のようになって、
その後食べれるようになることもよくあります。
なので、焦って何回も強制給餌をするのではなく、
長期間に渡って全く食べないのならば、多く食べさせる必要はでてきますが、
様子を見ながら、できることならばご家庭でも体重を量りながら回数は調節されると良いかと思います。

与え方

与え方には色々な方法が考えられます。
なるべくウサギにストレスをかけない方法がベストだと思われますが、
それ以上にウサギにとって危険の少ない方法を考えるようにしましょう!
ウサギの押さえ方(補体)の一例

一部の獣医師の間では強制給餌やシロップ状の薬の投薬の方法として、
膝の上にウサギをひっくり返し、仰向けに抱っこしての方法を推奨していますが、
その方法だと鼻腔や気管に流動食が入ってしまうことが考えられますし、
ウサギが嫌がって跳ね起きようとして脊髄を痛める可能性も否定できません。
(実際にそのような事故が起こっています)
それらの理由から仰向けで与える方法はお勧めできません。

またテーブルや椅子の上等、
高いところで行うとウサギが緊張するので大人しくなるのですが、
この方法も万が一飛び出したりして高いところからの落下事故を起こしてしまう可能性もあり、
やはりお勧めできません。

安全を考えてお勧めしたいのはこの方法です。

人間が正座をし、少し足を広げます。
股の間にウサギをはめ込むように固定して人間は覆い被さるようにします。
そうすることでウサギは前後左右に動く(逃げる)ことができなくなります。
上から首を押さえて首から顔あたりを包み込むようにします。

このような形はちょうど「マウンティング」のような形になり、
飼い主とウサギとの上下関係がきちんとできあがっている場合には、
それだけでウサギは観念して大人しくしてくれることもあります。

前歯と奥歯の間あたりにシリンジの先を挿し込みます。
ウサギは犬歯が無いので前歯と奥歯の間には隙間があり楽に入れることができます。
ちょうど唇の左右のはじあたりになります。

ウサギが飲み込むのを確認しながら、
少しずつ口の中にシリンジの中身を押し出します。
たくさんの量を押し込んでも口の端からこぼしてしまいますので、
慌てず、少しずつ、しかしあまり長い時間かからないように飲ませましょう!
強制給餌もなかなかおいしいね!
または、このように、前足を持ち上げる

顔の下から手を入れて前足を持ち上げてしまいます。
よりおとなしく強制給餌をさせてくれることがあります。
この方法の方がうまくいくかも知れません。

それでも暴れて難しい場合

だいたい上の方法で強制給餌はうまくできると思いますが、
ウサギが暴れてしまうので怖いとお感じになる場合はタオルを巻いてしまう方法もあります。
動けないんですけど・・・

食欲はあるのだけれど、モデルにされた足袋

このようにタオルでくるんでしまい上と同じように股の間にはさみこんでしまえば、
かなり安定した保体ができます。

タオルのくるみ方はまず床にタオルを敷いてその上にウサギを乗せます。
ぐるりと巻くようにし、首の後ろ側でタオルを交差させて手で押さえて止めます。
その場合、必ず後ろ足もタオルで巻いてしまうことです。
ウサギが暴れて問題になるのは背骨や足を痛めることで、
それを防ぐために必ず体全体後ろ足まで動けないように包むことです。
もちろんですが、あまり強く締め付けないことです!でも動けない程度に巻く。
これは慣れが必要かも知れません。

以上、一人でもできる強制給餌の方法ですが、
お二人でできる場合は、お一人が上のような方法で押さえて、
もう一方がシリンジを使い食べさせる方法もあります。
もちろんその方法の方がより安全と言えましょう!

もうひとつのコツとしては、
声をかけながら与える、と言うことです。
強制給餌をする人間側も緊張せずリラックスし、
ウサギにもリラックスしてもらうために優しく声をかけながら与えましょう!

色々な方法を試してみましたが、
この方法が一番安全だと思いますし、やりやすいと思います。

どの方法を取るにせよ、
飼い主である人間にとって「楽な方法」ではなく、
ウサギの身になって考えられてみられることが大切だと思います。
どのようにすることがウサギにとって安全でストレスを感じないのか?
先ず第一にウサギのことを考えて看護なさることが重要だと思います。

まとめ

強制給餌のやり方が分からない・・・
と、おっしゃる方がいらっしゃいます。
本来、強制給餌の方法は獣医さんに教えていただくものだと思いますが、
そのコツなどは自ら経験してみないとなかなか分かりにくいものだと思います。
画像をつけ今まで経験したことをご紹介することで、
少しでも強制給餌のやり方としてのお役に立てば幸いです。

また、「強制給餌ができないんです・・・」
とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
「できない」のではなく「やらねばならない!」のです。
ウサギは、食欲を無くしたまま放っておくと、
4日食べないと死に至るとも言われています。
それに食べないと胃腸が動きがなかなか戻らずにより回復に時間がかかってしまうこともあります。
場合によっては、一ヶ月以上正常に戻らないことさえあります。
とにかく少しでもお腹の中に食べ物を入れることが重要です。

強制給餌を受け付けなくなったら

強制給餌を行っていて、
今までは嫌がったりしても何とか流動食を飲み込んでくれていたのに、
急に飲み込めなくなったりした場合はより注意が必要です。
口の中へ流動食を入れても吐き出すように口からダラダラとたれてしまい、
口の奥へ入っていかなかったり、
嫌がりながらも、口の中に流動食を押し込んでしまえば、
何とか食べていたのに急に食べれなくなってしまったような場合は、
食欲不振の原因になっているような状態や体調や病状が悪化していることが考えられます。
飲み込む力も失せている状態の可能性も考えられます。

ウサギは食欲が無いことで痩せ出すと加速度がついたように痩せていきます。
体重を計れば分かりますが数時間であっという間に体重が減ってしまうこともあります。
それほどウサギにとって「食べない」と言うことは重大なことなのです。
原因がどのようなものであれ、
ウサギが食べなくなっていると言うことはある意味では重症だと
思われてもかまわないと思います。
ウサギが食欲を無くしたら一刻も早く動物病院へ連れて行ってください!


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posted by ひろ&ルド at 10:56| うちのウサギ達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お腹のマッサージ



お腹のマッサージ

食欲がない!

ウサギが食欲を無くす場合原因はさまざまです。
毛球症やうっ滞とかの場合が多いと思いますが、
歯が原因だったり、その他重篤な病気が隠れている場合もあり、
できるだけ早く動物病院で診ていただくことが大切です!
その診断に合わせて家庭での食欲回復のサポートとしてお腹のマッサージはとても効果的です。
また、毛球症やらのうっ滞以外でも色々な原因の食欲不振や下痢の時にも、
お腹のマッサージは意外に効果的ですし少しコツさえつかめてしまえば意外に簡単です。

お腹のマッサージ法をいくつかご紹介します。
上から下へ、簡単なものから、次第に少し慣れが必要なものへと進んで行きます。

注意!

ウサギが食欲不振になったときに効果的なのがお腹のマッサージですが、
行う場合は

必ず獣医さんに診ていただいて、診断を受けてから行うようにしてください!

できたら獣医さんに
『自宅でお腹のマッサージをしても良いでしょうか?』
と質問されることをお勧めします。

「お腹にガスがたまっている」と診断が出た場合には、
マッサージをするとかえって悪化して腸ねん転を起こすこともあります。
特に注意してほしいのは避妊手術を受けていないメスのウサギの場合です。
子宮疾患では子宮が腫れて腸を圧迫し腸内の流れを阻害したことで
食欲不振になってしまう可能性もあります。
そのような場合にはお腹をマッサージすることで
子宮破裂を招くことがありますので十分に注意してください!

以後のマッサージに共通ですが、
慣れないうちは決して強くお腹をマッサージしないこと!
強くマッサージをすると内臓を痛める可能性があります。
お腹をさする程度でも効果はありますので最初慣れないうちはその程度にしましょう!

お腹の音を聞こう!

先ずお腹の動き具合を確認しておくと、マッサージの効果をはっきりと感じることができます。
それにはお腹の「音」を聞くことです。

 聴診器 ウサ飼い一家にひとつあると便利!

お腹の音を聞くには、やはり聴診器が便利です。
安いもの(2000円ぐらいから)でも十分機能的には使えますし、
慣れてくると心臓の音や肺の音なども聞き分けることもできるようになり
ウサギ飼いとして一家にひとつあると健康管理に何かと便利です。
日頃からお腹や心臓の音を聞いておいて、
その音を覚えておくようにすると良いと思います。

写真では分かりやすいように横腹に聴診器を当てて聞いていますが、
お腹の中心に聴診器を当てると胃腸の動く音がより聞きやすくなります。
聴診器は、慣れないと使いにくいと思いますが、コツとしては「しっかりお腹に当てる!」ことです。
そうっと当てると、毛と擦れる音ばかりが聞こえてしまい、
肝心なお腹の音が聞こえなくなってしまいます。
聴診器の使い方に慣れてくれば、お腹の中のどの部分がどのように聞こえてくるのか、
聴診器を当てる場所で判断ができるようになってきます。
胃の部分から音がするのか?盲腸の音が悪いのか?とかです。

健康なウサギのお腹の音は、日頃から聞いて覚えておくのが一番ですが、
「ゴロゴロ」や「キューッ」等の音が聞こえてきます。
これは胃腸内を食べ物やガスが通過する音です。
胃腸が動いていて食べたものが動いていると言う音です。
胃腸の動きが止まれば、もちろん音が聞こえなくなりますし、
反対に下痢をしていると、聴診器を使わないでも、離れた場所からもお腹の音が聞こえるほどに
お腹が鳴っていたりします。

また、聴診器を使わないでもお腹の音は聞くことができます。
直接ウサギのお腹に耳を当てればよいのです!
これでも十分お腹の音は聞こえます。
この場合は、横腹に耳を当てれば、お腹の音を聞くことができます。
ただ、胃腸のどの部分の音がどのように聞こえるのか探すことは困難なので、
はっきりとした胃腸の動き具合を知ることはできなくなります。

どれぐらいの時間、マッサージすればよいのか?

マッサージを行う時間ですが無理をせず1〜2分でもかまいません。
それぐらいでも十分効果があります。
かえって長時間マッサージをするとウサギも嫌がってしまうこともありますし、
内臓を痛めてしまうこともあるので、
特に最初は時間は短めにしてみましょう!

少しマッサージをし、お腹の音を確認。
それを繰り返してみましょう!
マッサージを始める前と後ではお腹の音が違って聞こえてくれば、
マッサージの効果があった!と分かります。

とにかくさする
 このようにお腹の下に手を入れてマッサージします

一番簡単な方法として、とにかくお腹をさすってあげましょう!
特に難しく考えずに、お腹を暖めるような気持ちでさすってあげます。
さする場合は上から下へ(鼻の方向から、オシリの方向へ)
胃腸内の物が動くようにイメージしながら行ってみましょう!
以下の方法全てに共通ですが、とにかくリラックスしてウサギが嫌がらないようにしましょう。
ウサギに余計なストレスをかけないように、ウサギの姿勢は寝た姿勢(うつ伏せ)のまま。
または、上半身に手を入れて、少し持ち上げるようにしても良いと思います。
そして、ウサギのお腹に手を入れてマッサージします。

グルグル法(下痢にも有効!)

お腹に円を書くようにグルグルと「お腹」をさすってあげる方法です。
画像は、背中側から見た方向になっていますが、
グルグルさすってあげるのは、背中ではなく、
「お腹側」だと言うことをお間違いないようになさってください。

 便秘&食べない時の方向

ウサギを真上から見たときの画像方向を示しています。
ウサギを仰向けにして、
反対側(お腹側)から見た場合は、回転は反対方向になることにご注意ください!

ウサギの腸の流れは、人間と同じ方向です。
便秘しているとき、または食べないときは、
腸の流れに沿うように、この方向にお腹をグルグルとさすってあげてください。

 下痢をしている時の方向

反対に軟便や下痢をしているときは、この方向へグルグルとマッサージします。
腸の流れとは反対方向です。

特に難しく考えることはありません。
ただただお腹をグルグルと回すようにマッサージをしてあげてください。
下痢の場合は、お腹が冷えている場合もあるので、
マッサージと同時に、手のひらでお腹を温めてあげるようにしてあげるとより効果的です。

ブルブル法

バイブレーターをイメージしてください。
↑と同じようにウサギのお腹に手を入れて、手をブルブルさせます。
便秘をしているとき、下痢をしているとき、
上のようにグルグル法を合わせて行っても良いかと思います。

もみもみ法

注意!
この方法が一番効果的だと思いますが
ちょっとコツがいりますし強く揉むと内臓を痛めてしまう危険もあり、
もみもみ法を行う場合は十分に注意してください!
とにかく慣れない最初のうちは力を抜いて、弱くマッサージしてください。
あなたがウサギのお腹のマッサージの初心者だとしたら、
あくまでも「参考までに」と言うことでお読みください!

 お腹の内容物を押し出すような感じでマッサージします

上(頭の方向)から、下(オシリの方向)へ、揉み出すような感じと言えばよいでしょうか!?
例えれば乳牛の搾乳を想像なされるとよいかも知れません。
指を全部使い、この写真の場合では、人差し指から小指に向かい、
順々に指を折り曲げていくような感じです。
胃から腸へ、腸から盲腸へと、胃腸の内容物を押し出すような気持ちでマッサージをします。
あばら骨のすぐ下の部分で、ちょっとシコリのような物が手に当たると思いますが、
それは、腎臓、または肝臓です。
その部分は、マッサージしないように注意してください。

マッサージするときの力加減ですが、どんなふうに例えればよいのか?
豆腐ほど柔らかくはなく、
例えれば「焼き豆腐」を潰さない程度の力でマッサージしてあげるぐらいがちょうど良いかと思います。
最初はとにかく優しく!柔らかく!マッサージをしてあげてください。

ウサギの胃腸の触った感覚は「つきたてのお餅」のような感じです。
柔らかく、弾力があります。
経験を重ねていきますと、
胃の中に何かが詰まっている!とか、盲腸にガスがたまっているかも!?とか、
手の感覚だけで分かるようになってきます。
毛球が胃の中にたまっていると、ベタベタした感じが手に伝わってきますし、
ガスの場合は、ポンポンと風船のような感覚がします。
食餌の内容物が胃の中に入っている場合は、
もっと水っぽい感覚が手に伝わってきます。
胃や腸の中に何かが詰まっているようなときは、
それを押し出してあげるようにマッサージをすることもできるようになります。

ウサギに聞いてみましょう

どのぐらいの時間マッサージすれば良いのか?
また、どのぐらいの強さでマッサージすれば良いのか?
マッサージをして、効果が上がっているのか?
確認する一番良い方法は、ウサギに聞いてみることです。

お腹のマッサージをしてもらって、それが痛かったり、
効果が無かったり、時間が長すぎる場合には、
ウサギは嫌がって、逃げたり、手を噛んできたりするかも知れません。
または、緊張して、目が大きくなっていたり、体が硬くなっているかも知れません。

反対に、マッサージをしてもらって、
気持ちよかったり、効果があったりする場合は、
うっとりとした目をしていたり、
「もっと!」と催促までしてくるかも知れません。

うちのウサギのルドルフは、

 マッサージが気持ち良いと、こんな顔になります(笑)

何らかの原因でお腹が痛くなると、
僕のベッドの枕の上でゴロンと横になって、
「マッサージ、しておくれ!」
とばかりに待っていました。
(普段はしない行動です)
お腹のマッサージが気持ちよくて、効果的だと言うことを、
ウサギもちゃんと知っていて、それを憶えています。

このように、ウサギにお腹のマッサージをする場合は、
ウサギにこれで良いのか?気持ち良いのか?聞きながら行ってみてください。
マッサージがうまく行っていれば、
ウサギはちゃんと答えてくれますから。

まとめとして

ウサギが食欲を無くすことは、何かにつけありえることです。
季節的に毛換わりする時期とかには、ちょっとした軽い毛球症を起こす場合もよくあります。
その場合もちろんすぐに動物病院に連れて行くことは重要です!
治療の家庭でのサポートとして、このようなお腹のマッサージをできるようにすることは、
食欲の回復も早くなりますし、飼い主としても慌てないですみます。
ウサギのお腹のマッサージは、やってみると思ったよりも簡単ですし、思ったよりも効果的です。
薬を飲ませるよりも早く回復する場合も多いように思いますので、
食欲を無くしてしまった場合、ぜひ一度お腹のマッサージをお試しください!


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Update: 2003..07.07 / Since: 2003.04.1
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